パーク・ライフ

パーク・ライフ


表題の「パーク・ライフ」はあまりにさらっと読んでしまい
でももう一回読みたくなる、そんな感じです。
ひとつひとつのエピソードは「絶対へん!」なのに
主人公のフィルターを通るとふつーの出来事になってしまう。
この主人公は絶対ひょろっとした感じでめがねをかけていると思う。
いっしょに載ってる「flowers」は、丁寧でひりひりした感じの
話だと思いました。墓石やさんの「水を飲んではいけない」の
くだりが、痛いぐらいのリアルな手触りを感じるのです。